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日記

現象学的心理学

午前は「恐怖の現象学的心理学」についての論文を読んでいました。

率直に言うと、難しかったです。

なんとか理解は出来たので論文内容について話します。

 

人には何十種類もの感情が存在します。「恐怖」「悲しみ」「不安」「喜び」「驚き」・・・。

感情とは何かと問われたら人は何と答えるのでしょうか。

生きていくうえで必要なものと答える人もいれば、分かりませんと答える人もいるでしょう。

 

ー恐怖ー

恐怖だと感じるものは、人それぞれです。恐怖感情から脱するには、まず恐怖対象から逃避・回避という行動的対処方法があります。もう一つの方法は他の感情(対立感情)に置き換えるという方法です。「安心化」と「興味化」が有効です。「安心化」は、恐怖対象に対する認知を変えることです。恐怖する必要がないと認識をすれば成立します。「興味化」は、好奇心が恐怖心より強くなることです。人は、怖がっていても恐怖体験を楽しもうとします。恐怖体験を楽しむことにより、恐怖に対する耐性が作られます。遊園地のお化け屋敷やジェットコースターが人気なのは、「安心化」と「興味化」が関係しています。

 

感想:恐怖感情に対する耐性が作られていたとは知りませんでした。きっと、人は知らず知らずのうちに恐怖感情に打ち勝っていたのでしょう。

 

恐怖感情については分かりましたが、まだ分からないことがあります。

先週、アドラー心理学について勉強していて思ったのですが、「不安」とは何なのでしょうか・・・。

自分なりに考えてみたので間違っていたら御免なさい。

 

ここからは私の考えです⇩

不安には「予期不安」というものがあるとカウンセラーの先生から教わりました。

人は色々な不安を抱えて生きています。先の事を考えて、不安になることってありませんか?「何か良くないことが起きてしまうのではないか」と、あれこれ考えていると不安が生じます。それが「予期不安」です。

不安を感じる対象を把握している場合と、対象がわからない場合では、ストレスの度合いがまったく違ってくると思います。対象がはっきりするだけで、不安はかなり軽減するものです。

 

私の場合、不安が生じた時は涙が出たり手が震えたりします。対処方法は中学生の頃から変わりません。私は不安に思っていることと反対の事を考えるようにしています。例えば、「明日は、何か悪いことが起きるのではないか」と不安に思っているとします。その不安をプラスに変えるだけです。「明日は、何か良いことがあるといいな」と思うことでストレスが少しでも減るのではないかと思っています。

一番の対処方法は、人に言うことです。不安を人に言えないことってあると思います。

でも、不安を自分一人で解決しようとしたり自分の中で不安を溜め込むと逆にストレスになってしまいます。だから、なるべく人に言うことが大切なのではないかと思っています。

 

長々と申し訳ございませんでした。文章が変な部分があると思いますが御了承ください。